自分に合ったメガネを作るためには、レンズとフレームの選び方が重要な要素です。
では、どのようなレンズやフレームを選ぶべきなのでしょうか?
前回に続き、〈プライオリティ・オプティシャンズ〉のオーナーである長谷川毅さんに、最適なレンズとフレームの選び方についてお話しいただきました。
今回のテーマである”レンズ・フレームの選び方”に関して、まず貴店ではどのような考え方で「レンズ」をおすすめしていますか?
お客様に長くご愛用いただくことを大切にしています。
メガネを長く使うためにはクリアな視界が非常に重要です。そのため、SmartLife lensesをおすすめしています。SmartLife lensesは、他のメーカーと比較してクリアな視界が多く、レンズの透明度が高いので、多くのお客様から「視野が広く明るくなって快適」というお声をいただいています。
以前はお客様から「運転中に横が見えにくい」といった視界の広さに関するお悩みをいただいておりましたが、SmartLife lensesをおすすめするようになってから、お客様の悩みが軽減されるようになってきました。
私は数々のレンズを見てきましたが、SmartLife lensesはやはり優れていますね。
SmartLife lensesを購入したお客様の反応について教えてください。
SmartLife lensesは他のメーカーと比較してもリピート率が高く、多くのお客様にご満足いただいています。一度SmartLife lensesを購入し、他のレンズを試したお客様からは「少し霞んで見える」という声もいただいたことがあるくらいです。
また、お客様は一般的に自分のメガネのレンズメーカーをあまり知らない傾向がありますが、一度ZEISS製品をご利用いただいたお客様は、その品質に魅了され、多くの方がファンになっていますね。
「フレーム選び」でこだわりのポイントはありますか?
フレームはレンズを支えるものであり、視力には直接的な影響はありませんが、メガネのスタイルや外見に影響を与えるだけでなく、快適さや機能性にも関わります。
適切なフレームを選ぶことで、顔に調和し魅力的な印象を与えるだけでなく、長時間の装用でも快適さを実感できます。
また、フレームはレンズの配置や視界の歪みを最小限に抑える役割も果たしてくれますね。個々のライフスタイルや用途に合わせて選ぶことが重要です。
〈プライオリティ・オプティシャンズ〉では、お客様からは積極的に選んでほしいとの要望が多いため、お客様が入店した段階でフレーム選びは始まっています。
お客様の顔の大きさや目の位置、服装などを考慮し、またお客様の趣味などを予測しながらヒアリングを行い、最適なフレームを提案しています。
メガネ選びにおいて重要なポイントを教えてください。
メガネは視覚を整えるための道具であり、そのためにはじっくりと時間をかけて選ぶことを推奨します。
理想の見え方を具体化するためには時間をかけてコミュニケーションを取るのが大事なので、本当に見え方を改善したいのであれば、10分や15分ではなく、2時間や3時間といった時間をかけていただきたいと考えています。
商品を売り込むのではなく、お客様のお悩みを細かくヒアリングしてくれ、自分の悩みを包み隠さずに共有できる、カウンセラーのようなお店を選ぶことが重要です。
実際に購入までの流れを体験させていただきました。
自分の見え方にどういった問題があるのかを具体的に説明していただいたおかげで、今まで想像もしなかった問題点に気づくことができました。
見え方に問題があることに気づいていない方でも、測定データを見ることで問題点と解決策が明らかになります。それに基づいて日常的な悩みや見え方についてヒアリングすることで、販売店としても最適なレンズやフレームをおすすめすることができます。
最後にメガネの購入を検討されている方へメッセージをお願いします!
メガネはファッション性も大事ですが、本来は見え方を改善するためのものです。
レンズやフレームの選択には、即決せずにじっくりと時間をかけることをおすすめします。
メガネ選びは、生活の質に関わる重要な買い物ですので、自分の悩みを、時間をかけて向き合ってくれるお店を探してくださいね。
プライオリティ・オプティシャンズ
店長・眼鏡士