「視える」の先にある新たな体験を提供することで、みなさまのQoV(Quality of Vision)向上を目指し続けているZEISS。そんな“視える”のその先を追求するレンズの魅力を、“ファッション”の視点から語っていただきました。
お話を伺ったのは、大人の休日服を提案する身近でリアルなメンズファッション誌『2nd』を手がける、株式会社ヘリテージのお二人。副編集長のパピー高野さんと、営業チームを率いるサウナー岩田さんです。眼鏡レンズの“見え方”と“魅せ方”──その間にあるおもしろさについて、語っていただきました。
まずは簡単に自己紹介をお願いします。
パピー高野:
『2nd』の副編集長をしていますパピー高野です。編集の仕事に携わって6年ほどになります。
サウナー岩田:
ヘリテージのファッション&カルチャーチームで営業マネージャーをしています、サウナー岩田です。
パピー高野:
実は僕も入社当初は営業で、岩田と同じチームだったんです。なので付き合いはかなり長いですね。
サウナー岩田:
仲良くやらせてもらってます(笑)。

普段のお仕事について教えてください。
パピー高野:
企画を立てて、取材して、原稿を書く──編集の王道的な仕事を一通りやっています。
それに加えて、ブランドとコラボして“別注アイテム”を制作することもあります。商品企画からプロモーションまで担当するので、もはや編集者の枠は越えているかもしれません(笑)。
サウナー岩田:
僕は営業チームとして、クライアントのプロモーションを支援しています。広告営業が中心ですが、単に“枠を売る”だけでなく、イベントを立ち上げたり、新商品の企画を一緒に考えたりと、『2nd』という看板の中で常に新しいチャレンジをしています。

カルチャーの発信にとどまらず、カルチャーそのものを生み出している印象ですね。
ところで『2nd』では眼鏡特集が多い印象がありますが、それには何か理由が?
パピー高野:
正直なところ、僕が編集部に入った当初から、眼鏡は“キーアイテム”として扱われていました。
「顔の輪郭に合うフレーム」みたいな定番の切り口ではなくて、「この服にこの眼鏡」「今日はこの気分でこのフレーム」というように、“日々のファッションの一部として楽しむ”感覚で提案しています。
特に僕らが取り扱っているトラッド系のファッションは、シンプルになりがち。そんな中で、眼鏡がアクセントとして効いてくるんです。
サウナー岩田:
元々の編集方針かはわかりませんが、僕らが入った頃にはすでに『2nd』と眼鏡の関係性は強かったですね。
それがいまでは「眼鏡と言えば2nd」っていう印象にまでなっているかもしれません。今では年2回は眼鏡特集を組んでいますが、年々読者からの反響も大きくなっているのを感じます。
パピー高野:
シンプルに僕ら自身が眼鏡好きっていうのもあります(笑)。

その“好き”が誌面にも滲み出てますよね(笑)。
ところで以前、眼鏡「フレーム」ではなく、「レンズ」にフォーカスした特集もありましたよね?
パピー高野:
あれは我ながら、かなり攻めた企画でしたね(笑)。
『2nd』って、「モノのうんちく」が得意な雑誌なので、時計や靴、鞄などの背景や成り立ちを丁寧に掘り下げることが多いんですが、そのスタンスで眼鏡を追っていたら、自然と“レンズ”というテーマにたどり着いたんです。だけど実は、レンズって一般的にはなかなか語られることのない存在なんですよね。そこに面白さがあって。
サウナー岩田:
そもそも眼鏡レンズって、「視力を矯正するための透明なパーツ」っていう印象がまだまだ強い。でも僕らが伝えたかったのは、その先。
「自分をどう魅せるか」「人からどう見られたいか」という視点で、レンズを選ぶ時代になってきているんじゃないか、という仮説からでした。
例えばカラーレンズって、それだけで印象がガラッと変わりますよね。
ブルー系の色味だと涼しげでクールに見えるし、少しセピアがかると柔らかくクラシックに見える。しかも、最近は室内外で色が変わる“調光レンズ”や、ブルーライトカットのような“機能性”と“見た目”が両立しているレンズも増えてきた。これって、まさに“レンズで魅せる”という発想じゃないかなと思うんです。
パピー高野:
レンズを通して見える世界って、自分だけが体験するものなんだけど、同時に、そのレンズをかけている自分の姿は、他人からも見られているわけですよね。
その“見る”と“見られる”のあいだにあるデザイン性や選択肢の豊かさに、もっと注目が集まってもいいんじゃないかと思っています。
サウナー岩田:
だからあの企画では、いわゆる“度付きの透明レンズ”だけじゃなくて、色やコーティング、反射の仕方、ロゴの入り方といった“表情”にもフォーカスしました。
フレームと同じようにレンズも“選ぶ楽しさ”があるんだってことを伝えたかったんです。
パピー高野:
しかも、ファッションとして取り上げると、レンズってとても“繊細なアクセント”になる。
フレームが顔の輪郭をつくる“線”だとすれば、レンズは“空気感”を演出する“面”なんですよね。
たとえば、ちょっとだけ色のついたレンズを入れることで、スタイル全体にムードが出たり、フレームとレンズの色味をリンクさせて一体感をつくったり。服と眼鏡をトータルで考えるうえで、レンズって実はめちゃくちゃ重要なんです。

眼鏡レンズメーカーとしてのZEISSの印象についてもお聞きして良いですか?
パピー高野:
ZEISSは、ファッション好きの間でも「間違いないブランド」としての存在感があります。
その背景には、医療や光学など、他分野での実績もあるし、レンズの性能・ロゴ・見た目の美しさ、すべてにおいて頭ひとつ抜けている印象です。
…あ、これ褒めパート入ってます(笑)。
サウナー岩田:
以前、カラーレンズの特集をやったときも「ZEISS BLUE」は圧倒的でした。
他ブランドだと「ちょっと緑っぽい」とか「濃いピンク」みたいな曖昧な表現しかできないのに、ZEISS BLUEは“ZEISS BLUE”って一発で言える。アイコンになってるってすごいことですよ。
パピー高野:
あのパキッとしたブルーは、見ただけで「ZEISSだ」とわかるレベル。あれはもう、飛びつきたくなりましたよね。
サウナー岩田:
あと、調光レンズ(ZEISS PhotoFusion X)も優秀。色の変化が本当に早いから、営業先に行くときも安心して使える。
機能もスタイルも兼ね備えていて、薦めたくなるブランドって、他にはなかなか無いです。
もし2ndとZEISSでコラボするなら、どんなアイテムを作ってみたいですか?
パピー高野:
それはもう、“ずっとZEISS BLUEのまま”なサングラスを作りたいですね!
サウナー岩田:
それ、めちゃくちゃ欲しい!たしか今のZEISS BLUEって調光レンズ限定ですよね?
ずっとこの色味を保てるレンズがあったら最高です。
パピー高野:
かけてるだけでテンション上がるアイテム、間違いないですね。
サウナー岩田:
“魅せ方”の観点からしても、究極の一本になる気がします。
パピー高野:
本当に、ぜひ実現したいですね!

私も欲しいのでプッシュしておきますね(笑)。
最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。
サウナー岩田:
ちょっと宣伝になっちゃいますが(笑)、『2nd』は眼鏡をファッションの一部として特集している、数少ない雑誌だと思っています。
パピー高野:
さまざまな角度から眼鏡を掘り下げているので、「2ndを読めば眼鏡のことがわかる」と自信を持って言えます。ぜひ一度、手に取ってみてください!


2nd編集部 副編集長

ファッション&カルチャーチーム マネージャー
2nd公式サイト:CLUB 2nd
2nd公式Instagram:2nd_magazine