アジア圏で特に「ZEISS Business Partner Program(以下「ZBPP」)」を広く展開しているZEISS VISION Taiwan、現在70軒以上の店舗様がZEISS Vision Expertに参画しています。
後編は、1999年に創立し、現在台湾で6店舗を展開している眼鏡店のオーナー様、光明分子(Bright Eyes Optics)のDingさんに、ZBPPに参画した理由やZEISS Vision Expert になったあとの店舗の変化など、リアルな声を語っていただきました。
台湾の眼鏡店様の視点からみた、ZEISSブランドの知名度や印象を教えてください。
Bright Eyesは今年で設立24年、個人としてはメガネ業界で30年以上の経歴を持っていますが、ZEISSブランドは認知していたものの、ハイブランドのイメージでした。
2019年に、ZEISSが台湾で直営になり、それまではB2B販売に専念していましたが、2019年以降ZEISSは消費者とのコミュニケーション(B2C)の方向性も強化してきました。ブランドや製品のストーリーを通じて、消費者に認識してもらってきたことが印象に残っています。
ZEISSレンズは“高価なレンズ”という印象でしたが、品質のポイントを分かりやすくし、どうすればユーザーのニーズに応えられるかを明確に説明することで「単に高いレンズ」から「信用できるレンズ」というイメージに変化しました。
様々なレンズメーカーがある中、ZBPPに参画した理由を教えてください。
2019年に開催されたベルリン3.0のイベントに参加したことがきっかけですね。
そこで印象に残ったことが2つあり、1つ目が175年以上の歴史を持つメーカーにも拘らず、スタートアップの精神を大切にしているという点です。現状に満足せず、最先端テクノロジーを追求し、挑戦し続けていることに感動しましたね。
2つ目は、他メーカーは常に新しいレンズ商品や検眼機器を開発しますが、ZEISSは他のブランドとは異なり、リテール側の販売サポートの姿勢が素晴らしいです。消費者とのコミュニケーションを強化することで、消費者が直接ZEISSを指名買いする傾向も徐々に増えてきました。
単に店舗側からZEISSレンズの良さを一方的に宣伝することでなく、マーケティング戦略の転換でZEISSと一緒にタッグを組んで販売促進ができると実感。ブランドビジョンに共感したこともあり、検眼機器をすべてZEISSのVTSに変更し、ZEISS Vision Expertに参画することを決意しました。
「ZEISS Vision Expert」に認定されて、どのような変化がありましたか?
昔は主に学生や若い世代が主な客層でしたが、ZVEに参画以降、徐々に客層の変化が見えました。現在はエンジニアやマネージャー、経営者など、こだわりをもったお客様が多いです。あとはZEISSがB2Cの宣伝を強化したことで、ブランドや商品の良さが伝わりやすくなりましたね。
今後のZEISSにどのような思いや期待がありますでしょうか?
メガネ業界はすごく伝統的な業界なので、デジタル化に関してZEISSには一石投じてほしいですね。ZEISSのチャレンジ精神に今でも共感し、ZEISSブランドのビジョンと販売サポートに今後も期待しています。
光明分子 Bright Eyes Optics