• 選ぶ人
    長岡 亮介

    ミュージシャン

    1本で無色レンズにもサングラスにも。
    「調光レンズは便利でいいですよ」。 
    2022.2.21

ペトロールズのギター&ボーカルをはじめ、サポートギタリストとしても名だたるアーティストから絶大な支持を集める長岡 亮介さん。実はメガネをたくさんお持ちのようです。今回、長岡さんがツァイスのレンズで 選んだのは調光レンズと言われるもの。長岡さんがツァイスの調光レンズに感じた魅力やこれまでに愛用してきたメガネについて語ってもらいました。

メガネを掛けはじめたのはいつからですか?

小学校6年生のころですね。あまり目立たないのがいいなと思って、透明セルのフレームを選んだ記憶があります。それを数年掛けていたんじゃないかな。 

その後はどのようなメガネを?

それに飽きてきたので2本目は雰囲気の違うものを選びました。メタルフレームで小振りのものを掛けていましたね。赤いフレームのメガネを掛けたりもしました。なぜあれを選んだんだろうって思いますけど…(笑)。正月に福岡のメガネ屋さんで買ったんですよ、お年玉で。その次は、上部のフレームだけ太いブロウと呼ばれるメガネを掛けていた時期もありましたね。 

そのときどきによって、全然違うものを選んでいますね。

振り返ってもバラバラですね。そのときの気分なんでしょうね。

共通してこだわっていることはありますか? 

こだわりというほどのものはありませんが、どのメガネに対しても調整はきっちりするようにしています。鼻パッドをつけたり、フレームの幅を調整したり。違和感を感じたらすぐにお店に行ってメンテナンスしてもらっています。 

30本以上のメガネをもっているそうですが、どんなふうに使い分けていますか?

あまり意識はしていないですね。そのときに気に入っているものを選ぶという感じ。ステージに出る時も普段のままです。 

今はどんなフレームに興味がありますか?

今回、ツァイスのレンズに合わせて新調したフレームもそうですが、古いメガネに興味があります。このフレームもかなり古いものです。 

愛用メガネの中には、親から引き継いだものも。 

新調したフレームもいい色ですね。一目惚れですか?

本当は違うものが欲しいと思ってお店を覗きに行ったのですが、これを見たときにふと思い出したことがあったんです。僕の気のせいかもしれないですが、何年か前に同じ店で同じものを見た気がするんですよ。古いものなので何本もあるわけじゃないと思うんです。その時は買うまでに至らなかったのですが、見た瞬間に「前にもこのグレーのようなブルーのようななんとも言えないフレームの色がいいなって思ったような…」って。それで手に取りました。 

今回は、愛用しているメガネもお持ちいただきました。どんな思い出がありますか? 

(写真上)これは15年ほど前に広島の古着屋で店員さんからいただいたものです。海外のメガネは、そのままかけたらずり落ちてしまうものも多いので、鼻パッドをつけることもあります。フレームがゴツい雰囲気なので、ジャケットなどカチッとした服に合わせることが多いですね。 

(写真上)70年代の〈バレンシアガ〉のフレームは長年愛用。(写真下)イギリスの老舗ブランド〈カトラー アンド グロス〉のもの。 

15年も愛用しているのですね。 

その時々でお気に入りは変わりますが、数年後にまたそのメガネに戻ってきたりします。もうひとつのサングラス(写真下)は、父親から譲り受けたものです。 

代々で。メガネを親から引き継ぐというのは初めて聞きました。素敵ですね。

高校か大学の時だったかな、一緒に買いに行ったんですよね。なんとも言えない色がいいなと思って親父にすすめたんです。それが時を経て自分のものになるとは(笑)。白くなってしまっていたフレームも磨いて、レンズも自分の度数に合わせて入れ替えて使っています。 

数年愛用していた調光レンズをツァイスで新調。 

今回、ツァイスレンズを作るにあたって測定機器も体験したとのことですが、どうでしたか?

レンズの質もどんどん進化している中、測定の技術も進んでいるんだと感じました。左右の眼の形状や夜間の見え方などあらゆる眼の情報を細かく測定できることに驚きました。ただ、測定中はなんかすごいことをしているな〜と思って見ているうちに終わっちゃいましたけど(笑)。自分の今の眼の状態を詳しく正確に知りたい人にはとてもいいですね。 

ZEISS PhotoFusion(ツァイス フォトフュージョン)を選んだそうですね。紫外線に反応して、室内では無色に近く、外ではサングラスとして使えるメガネです。 

調光レンズは何年か前から使っていましたが、便利ですよ。晴れた日の車の運転の時などいちいちサングラスに掛け直さなくてよかったりとすごく楽なんです。 

ツァイスの調光レンズはどうですか?

今まで使っていたものよりも色が変わるのが早いと感じました。そう言えば以前、屋内外でMV撮影することがあったのですが撮影中にレンズの色が変わってしまって、画が繋がらないということでメガネを替えることになりました。

調光レンズならではのエピソードですね。レンズの切り替えがゆっくりで、外から戻ってきてサングラスのままで会議に参加してしまったなんて話も聞いたことがあります。その点ツァイスのレンズの切り替わりの速さは安心感がありますね。

そうですね。撮影中もあっという間に切り替わりましたよね。 

調光レンズは室内では無色透明ですが、今回は室内でもサングラスの色を出すため紫外線ライトを当てて撮影。無色の状態から数秒でレンズの色がブルーに変化 ※装用環境によってカラー濃淡に差異が生じる場合がございます。 

他にツァイスのレンズを掛けてみて感じたことはありますか?

視界に透明感があるというか、クリアに感じました。特に夜の街を運転している時など、街の明かりが鮮明でくっきりときれいに見える気がします。

今回は他にも反射防止や耐キズ性能、超低反射の機能があるレンズコーティングをオプションでつけたそうですね。 

レンズの進化ってすごいですよね。カウンセリングしてもらいながら、これもできるの? あれもできるの? とついつい追加してしまいました(笑)。自分の生活に合う必要なレンズ機能と精密な測定のおかげで、初めて掛けたときにしっくりと馴染む感じがしました。新しいメガネにすると慣れるまで少し時間が掛かることがありますが、掛けた瞬間の違和感がまるでなかったですね。こういった最先端のレンズに、ヴィンテージのフレームを合わせるのもいいですよね。素敵な融合だなと思います。 

掛けてみて、困ったところや改善したいと思っているところはありますか? 

レンズに関しては何もありません。フレームに関してはもうちょっと調整をしてぴったりフィットさせたいですね。 

さり気ない個性があるものが好み。 

楽器やメガネなど、自分が使うものを選ぶときはどんなことを大切にしていますか? 

やっぱり個性があるものが好きです。と言ってもあからさまな個性というよりはさり気ない感じがいいです。ギターに対しては、あまり見かけないようなわかりやすく個性的なものを好む傾向があるんですけど(笑)、メガネにかんしてはそこまで求めていません。”何気ない”個性くらいが良いなと思います。

かつて流行ったものだったりスタンダードであったようなものの形や色は、今の感覚ではどうにも作れない面白さや個性があって、僕はそれに興味があるんですよね。見る人が見たらおやっと思うような、そんな個性的なデザインが好きです。 

メガネ姿がかっこいいと思う人はいますか? 

ロイ・オービソンとかですかね。あ、イヴ・サンローランもかっこいいです。あのなんとも言えないデザインのメガネを完全に顔の支配下に置けているのがすごい(笑)。 

長岡さんのメガネにまつわるお話をいろいろとお聞きできて良かったです。最後に、今後こんな機能があったら嬉しいというようなメガネがあったら聞かせてください。 

任意で暗さが変えられるレンズはどうでしょうか。メガネフレームに調整するスライドみたいなものがついていて、今はいちばん暗いレンズ、今は無色のレンズというように自分の手で調整できたらいいですね。ちょうど良いレンズの明るさ、暗さってその時々で変わるものでしょう。そういうのがあったらいいな。 

長岡 亮介
ミュージシャン
神出鬼没の音楽家。ギタリストとしての活動の他にもプロデュース、楽曲提供など活動は多岐にわたる。ペトロールズの歌とギター担当。

ZEISS LENS
良いメガネの秘密。

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調光レンズ
夏と冬では調光レンズの
色づき方が違う…!?
紫外線量に応じてカラー濃度が変化する、調光レンズ。メガネとサングラスの2役を果たす便利なレンズですが、「夏は日差しが強い割に、冬ほどレンズが色づかないな…」と感じたことはありませんか? それは、調光レンズは、気温が高いと発色の反応が弱くなる性質を持っているため。夏の晴れた日は確かに紫外線量が多いのですが、気温によりレンズ表面の温度が高くなることで調光反応が弱くなり、色づきが抑えられてしまうのです。そのため、気温が低く、なおかつ紫外線量の多い冬の晴れた雪山などでは、しっかり色づくというわけですね。ちなみに、レンズ濃度に関わらず紫外線は常にカットできるので、その点はご心配なく。