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    老舗百貨店の眼鏡店が語る、接客と視覚体験の本質。

    八隅 周平
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    2025.3.21

眼鏡店のサービス向上やビジネスの成功のためにZEISSビジョンジャパンが行なっている“ZEISS Business Partner Program”。今回は、鹿児島の老舗百貨店に店舗を構える“ZEISS Vision Expert”「山形屋 メガネサロン」の八隅 周平さんにインタビュー。70年以上の歴史を誇るメガネサロンとして大切にしている接客の心構え、そしてお客様への提案について伺いました。

まずは自己紹介をお願いします。

山形屋 メガネサロンの八隅 周平と申します。2013年に東京眼鏡専門学校で認定眼鏡士SS級(現 眼鏡作製技能士1級)を取得し、以来12年間、眼鏡販売に従事してきました。現在は主に店頭での眼鏡販売や販促を担当しながら、百貨店ならではの特長を活かし、外商・外販にも力を入れています。

山形屋 メガネサロンならではの特長を教えてください。

当店は、鹿児島の老舗百貨店「山形屋」の中に店舗を構えており、70年以上の歴史を誇ります。お客様にとって「山形屋」は単なる百貨店ではなく、“ふるさと”のような存在。そのため、接客においても、言葉遣いや仕草、笑顔など、高水準なサービスを徹底しています。特に、ご年配のお客様が多いため、ゆっくり、はっきり話すことを意識し、伝わるコミュニケーションを大切にしています。

丁寧な接客を心がけることで得られる最大のメリットは何でしょうか?

もちろん、接客が丁寧だからこそ「リピートにつながる」という点も大きいですが、それ以上に重要なのは「深いヒアリングができること」だと考えています。
お客様の視覚の悩みは年齢とともに複雑化します。そのため、表面的な要望を聞くだけではなく、じっくりと話を伺い、お客様が本当に求めているものを見極めることが大切です。このプロセスこそが、最適な眼鏡を提案するための第一歩になります。

具体的にお客様の課題をどのように解決していくのですか?

当店の強みは大きく二つあります。一つは、百貨店内の店舗だからこそ、通常陳列されていない特別なフレームも取り揃えていることです。例えば、鼈甲や金を素材とした高級フレームなど、お客様の要望に応じた提案が可能です。
もう一つは、お客様一人ひとりの視覚の悩みやライフスタイルを正確に把握するため、精度の高いヒアリングを徹底していることです。お客様の多くが「見え方」に関する複雑な課題を抱えているため、フレーム選びとともに、最適なレンズの選定も重要なプロセスです。
この丁寧なヒアリングをもとに、お客様の視覚ニーズに最も適したレンズを提案することで、より快適な視覚体験を提供できるよう努めています。
当店が取り扱うZEISSレンズは、170年以上の歴史と確かな技術力を誇り、「クリアな視界」や「夜間の見やすさ」など、多くのお客様から高い評価を得ています。一度ZEISSレンズを使用されたお客様が、他社製品へ乗り換えることはほとんどないように感じますね。

今後のZEISSに期待することはありますか?

プロダクトの品質やサービスのクオリティに対するこだわりは、山形屋 メガネサロンとZEISSで共通する価値観だと思っています。これからもお互いの強みを活かしながら、お客様により良い体験を提供できればと考えています。実際、ZEISSの方々とは頻繁にディスカッションする機会があり、その関係性を大切にしながら、さらに良いサービスを生み出していきたいですね。

最後に、これから眼鏡を買おうとされているお客様に一言お願いします。

当店は、山形屋という老舗百貨店の中にあるメガネサロンだからこそ、お客様に安心して眼鏡を作っていただける環境を整えています。日常使いの眼鏡はもちろん、特別な場面で使う眼鏡まで、お客様に寄り添った最適な提案をさせていただきます。また、定期的にイベントも開催しておりますので、ぜひお気軽にご来店ください!

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八隅 周平
2013年に東京眼鏡専門学校で認定眼鏡士SS級(現 眼鏡作製技能士1級)を取得し、以来12年間、眼鏡販売に従事してきました。鹿児島の老舗百貨店内の「山形屋 メガネサロン」にて、お客様目線の丁寧な接客と高品質なサービス提供を心がけています。
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