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    仕事でもプライベートでも。
    メガネは自分を切り替えるスイッチに。

    上白石 萌歌
    俳優
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    2021.11.10

俳優として映画やドラマ、舞台に出演するほか、「adieu」名義で歌手としても活動する上白石萌歌さん。マルチに活躍する彼女にとって、メガネは自分のモードをオン・オフするための道具でもありました。最近手に入れたというメガネを、日々どのようにファッションに取り入れているのか。役作りにおけるメガネの存在や、趣味であるフィルムカメラについても話を聞きました。

お気に入りを見つけ、
憧れのメガネデビュー。

上白石さんは普段どんなメガネを愛用しているんですか?

実はこれまであまりメガネをかけたことがなかったんです。でもおしゃれなメガネにずっと憧れがあって、最近、調光レンズやカラーレンズのものをいくつか購入しました。目の色素が薄めだからか、外へ出ると眩しく感じやすいんですよね。紫外線は目から入るとも言いますし、UVカットできるものを中心に使っています。

持っているメガネはどれもデザインが素敵です。

〈ayame(アヤメ)〉と〈BuddyOptical(バディオプティカル)〉のものを愛用しています。ボストン型やウェリントン型よりは、丸くて小さいフレームのものが好みかな。かけている時に鼻や耳が痛くならないよう、顔にフィットする軽めのものを選んでいます。機能にもこだわりたかったので、つけられるオプションはほとんど全て追加しました(笑)。

お店によってさまざまなオプションがありますもんね。

……あ、これ、ツァイスだ! メガネ屋さんで曇り防止の加工を施してもらおうと思ったら、この「AntiFOG Kit(曇り止めスプレー)」をおすすめされて買ったんです。マスクをしているとレンズが曇ってしまうのがストレスだったのですが、おかげで悩みが解消しました。

すごい偶然! 知らないうちに愛用されていましたね(笑)。

びっくりです。とても気に入っていて、友達にもよく勧めているんですよ。

それはうれしいです。プライベートではどんなファッションにメガネを合わせていますか?

わりとカジュアルな格好をすることが多いので、ラフに取り入れています。いつもと違う一面を見せたい時は大人っぽいコーディネートに合わせることも。靴やバッグと一緒で、メガネはファッションのアクセントになってくれる存在なのかなと思って。知的に見せたり抜け感を出したり、いろんなテイストにハマるところが楽しいです。

悩みを解消する
高機能なレンズにも興味津々。

メガネはその人の個性を表すアイテムにもなると思うのですが、上白石さんはお仕事の役柄でメガネをかけることもありますよね。

今度初めて社会人の役をやることになったのですが、知的さをプラスするためにメガネをかけました。衣装合わせの時にものすごい種類のメガネが並んでいて、その中から自分に似合うものを探すのが楽しかったです!

やはり、メガネのオン・オフでお芝居のスイッチが切り替わったりするのでしょうか。

そうですね。メガネをかけるとその役に似合う洗練された仕草を心がけようと思いますし、よりいっそう気持ちが入ります。役作りにおいては助かる存在ですね。

最近、新たに気になっているメガネは何かありますか?

ブルーライトカットのメガネが欲しいです。今は大学の授業がオンラインばかりなので、ずっと画面を見ていると目が疲れてしまって。

学生はPCと向き合う時間が長いですもんね。ちなみに、ツァイスの「BlueGuard(ブルーガード)レンズ」は、レンズの外面が青く反射してしまうのを抑えて顔をきれいに見せてくれるんですよ。

えー! 次に買うならこれかなあ。あと、うちの家族は私以外みんな視力が低くて……。コンタクトレンズを外しておうち用のメガネをかけた時に、メガネの度が強すぎてちょっと辛そうなんです。

まさに、コンタクトレンズを外した後の疲れ目にもぴったりな「EnergizeMe(エナジャイズミー)レンズ」というリフレッシュレンズもあります。室内の近い距離感に適したレンズになっていて、ブルーライトカット加工も施されています。

いいですね、おうちでテレビを見る時間が快適になりそう。家族におすすめしてみます。

あとは、鼻や耳の高さや、目の頂点から角膜までの距離などに合わせてオーダーメイドする「SmartLife(スマートライフ)レンズ」もおすすめです。

すごい、そんなことができるんですね! 私もいつかオーダーメイドしてもらいたいです。

日常を切り取る
フィルムカメラが相棒。

白石さんの趣味であるカメラについても教えてください。カメラにハマったきっかけは何だったんですか?

もともと父がカメラ好きで、昔から私たちのことをたくさん撮ってくれていたんです。その影響でカメラが気になるようになり、高校生くらいから父に撮り方を教わるようになりました。

今はフィルムカメラを中心に撮影されていますね。

「フィルムってどんな感じなんだろう?」と思い、祖父が使っていたカメラを受け継いで撮ってみたら、すごく面白くて。祖父のカメラは残念ながら壊れてしまって、今は自分で買った中古のものを愛用しています。家にはデジタルカメラもあるのですが、フィルムの特有の思い通りにいかない感じが新鮮で楽しいんですよね。

カメラを選ぶ際のこだわりは?

まずは、デザインを愛せるかどうか。見た目がお気に入りでないと長く使えない気がしちゃうんです。持ち運びしやすくて、手に馴染むものがいいですね。もちろん、写真の色味も重要です。今はオートで撮れるカメラを使っているので、ゆくゆくは自分で調整できるようになりたくて。カメラレンズにもこだわりたいのですが、ちょっとハードルが高く感じてしまって、まだ手を出せていません。

レンズによって光の入る量がかなり変わるって言いますもんね。

ツァイスのレンズはプロのカメラマンさんが愛用しているのをよく目にします。私はコンタックスの「T3」に憧れているのですが、あれはもともとツァイスのレンズが入っていますよね。人気で価格が高騰してしまっているので、なかなか手が届きませんが……。

ぜひいつか手に入れてそのカメラで撮影してみてほしいです。普段はどんな写真を撮るんですか?

最近はあまり行けてないですが、旅先で見つけたものを撮ることが多いです。あとは、仕事の現場で他の出演者の方々を撮ったり。素晴らしい被写体が身近にたくさんいるので、撮りがいがありますね(笑)。

そうですよね。どこか、撮ってみたい場所はありますか?

フィンランドに行ってみたいです。デザインが魅力的だし、街並みを写真に撮ったら素敵だろうなと思って。コロナ禍が落ち着いたら、カメラを片手に旅してみたいなと夢見ています。その時までにレンズにも詳しくなれてたらいいなあ。

※掲載の写真はツァイスのカメラレンズを使って撮影しています。

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上白石 萌歌
俳優
2000年2月28日生まれ、鹿児島県出身。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションにてグランプリを受賞し、2012年デビュー。2018年公開の映画『鋼と羊の森』で第42回日本アカデミー賞新人賞を受賞。主な出演作に、TVドラマ「義母と娘のブルース」(2018/TBS)、「教場Ⅱ」(2021/フジテレビ)、映画「子供はわかってあげない」など。数多くのドラマ、映画、舞台に出演する傍ら、J-WAVE「#LOVEFAV」でのラジオナビゲーターや、adieuとして音楽活動等、多方面での活躍を見せる今注目の若手女優。
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